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shimizu

【役職・人柄】 おおたわ歯科医院 院長 家の軒のデザインが好き 【趣味・日課】 建物の外観をインスタ徘徊

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定期検診の大切さについて

皆さまは、歯科医院での「定期検診」を受けていますか?
歯が痛くなったり、詰め物が取れたりした時だけ歯科医院に行く方も少なくありません。

しかし、むし歯や歯周病は自覚症状が出る頃にはすでに進行していることが多い病気です。

定期検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。

小さなむし歯であれば短時間での治療で済みます。歯周病も初期段階であれば、生活習慣の改善や簡単な処置で進行を防ぐことができます。

結果として、大がかりな治療を避けられるため、医療費の削減にもつながるのです。

また、定期検診では「歯のクリーニング」も行います。毎日の歯みがきでは取り切れない場所にある歯石やプラークをプロの手で除去することで、口臭予防や歯の健康維持にも役立ちます。

さらに、1~2年に1回程度のパノラマレントゲン撮影もおすすめです。目に見えない部分のむし歯や、歯周病による骨の状態、親知らずの位置などを確認できるため、トラブルの早期発見に大きく役立ちます。自覚症状がなくても隠れた異常を見つけられる点で、とても重要な検査です。

一般的な検診間隔は3か月に1回ですが、歯周病のある方は再発や進行を防ぐために、より短いスパン(1か月に1回)での受診が望ましいとされています。

定期的なチェックとメンテナンスによって、健康な歯を長く守ることができ、健康な歯を保つことは「楽しく食事する」だけでなく、「全身の健康」にも深く関わっています。

ぜひ、痛みがなくても定期的に歯科医院を訪れてみてください。