
shindo

最新記事 by shindo (全て見る)
- セラミック vs 銀歯 vs CAD/CAM冠 - 2025年10月17日
- インプラントの基礎知識 -失った歯を取り戻す- - 2025年9月19日
〜見た目も健康も守るために、どれを選ぶべき?〜
歯を大きく削ったときや、むし歯治療のあとに必要になる被せ物(クラウン)。
「せっかく治療するなら、見た目もきれいにしたい」「長持ちするものを選びたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
実は、被せ物の素材によって見た目、強度、むし歯の再発リスク、将来の治療回数まで変わってきます。
保険でできるFMC(銀歯)やCAD/CAM冠(保険の白い被せ物)も選べますが、
当院では長期的な健康と美しさを両立できるセラミックをおすすめしています。
この記事では、
- セラミック
- FMC(銀歯)
- CAD/CAM冠(白い保険冠)
 この3つを比較しながら、どんな方にセラミックがおすすめか解説します。
① セラミッククラウン(当院おすすめ)
- 特徴
 金属を使わないオールセラミックの被せ物。天然歯と見分けがつかない透明感のある白さ。
 当院では特に強度と耐久性に優れた「ジルコニアセラミック」を採用しており、奥歯やブリッジにも安心して使用できます。

ジルコニアセラミックとは?
ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる非常に硬い素材で、近年歯科治療で広く使われています。
従来のセラミックは前歯向きでしたが、ジルコニアは強度が格段に高いため、奥歯やブリッジなど噛む力がかかる部位にも対応可能です。
- ジルコニアの特徴- 高い強度と耐久性:割れや欠けにくい
- 美しい見た目:天然歯に近い色調と透明感
- 歯ぐきが黒ずまない:金属不使用で審美性が長持ち
- 清潔さを保ちやすい:表面が滑らかでプラークが付きにくい
- 金属アレルギーの心配なし
 
見た目・健康・耐久性のバランスが最も良い被せ物です。
② FMC(フルメタルクラウン:銀歯)
- 特徴
 保険診療で広く使われる金属の被せ物。強度は抜群。
- メリット
 ・保険適用で費用が安い
 ・非常に丈夫
- デメリット
 ・銀色で目立つ
 ・金属アレルギーの可能性
 ・歯ぐきが黒ずむことがある

③ CAD/CAM冠(保険の白い被せ物)
- 特徴
 コンピューターで削り出すハイブリッドレジン製の被せ物。
- メリット
 ・保険適用で白い見た目
 ・銀歯より審美性が高い
- デメリット
 ・強度がやや劣り、割れやすい
 ・時間とともに変色する可能性
 ・適応できる部位が限られる

比較表(まとめ)
| 種類 | 見た目 | 強度 | 再治療リスク | 長期的メリット | 
|---|---|---|---|---|
| セラミック (ジルコニア) | ★★★★★ 天然歯そっくり | ◎ 非常に強い | 低い (むし歯が再発しにくい) | 長持ち・歯ぐきも健康 | 
| FMC | ★ 銀色で目立つ | ◎ 非常に強い | やや高い (金属周囲からむし歯になることも) | 金属アレルギーの可能性 | 
| CAD/CAM冠 | ★★★ 自然な白さ | △ 割れやすい | やや高い (変色・破折) | 長期的には再治療の可能性 | 
当院がセラミック(ジルコニア)をおすすめする理由
被せ物は一度入れたら何年も使うもの。
「保険だから安い」だけで選ぶと、後から再治療が必要になったり、見た目で後悔するケースも少なくありません。
ジルコニアは特に奥歯の強い噛み合わせにも耐えられる強度を持ち、長期的に安定して使えます。
さらに、表面が非常になめらかで細菌が付きにくいため、むし歯や歯周病のリスクを減らし、健康な歯と歯ぐきを守ります。
✔️ 透明感があり見た目が自然
✔️ 奥歯やブリッジにも使える強度
✔️ 長期的に再治療リスクを減らせる
「しっかり噛める」「きれいに治したい」「できるだけ長持ちするものがいい」という方には、ジルコニアセラミックが最適です。
まずはご相談ください。あなたの歯の状態に合わせて最適なプランをご提案します。
💡前歯のセラミック治療について
当院では、見た目が特に気になる前歯の治療にもセラミックをおすすめしています。
前歯は会話や笑顔のときにもっとも目立つ部分。
透明感のあるセラミックで治療することで、まるで自分の歯のように自然な仕上がりになります。
- 🪞 自然な白さと透明感
- 😁 口を開けたときに治療跡がわからない
- 🦷 歯ぐきとの境目もきれいに仕上がる
「銀歯を白くしたい」「前歯の色や形を整えたい」
そんな方はぜひ一度ご相談ください。
審美面と機能面の両方を満たすプランをご提案します。

これからも皆さんの役に立つ情報を発信していきますので、ぜひまた見に来てください!!


